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今、注目すべき動画マーケティングとは?~動画を活用した成功事例5選~

今、注目すべき動画マーケティングとは?~動画を活用した成功事例5選~

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今、注目すべき動画マーケティングとは?~動画を活用した成功事例5選~

Webマーケティングの一つの手法として、動画を活用した「動画マーケティング」に注目が集まっています。

動画には、文章や画像だけでは伝えきれない「動き」や「音」など多様な情報を詰め込め、商品やサービスの魅力をアピールできる特徴があり、これを集客やブランディングを目的としたマーケティング活動に活用している企業は年々増え続けています。

本コラムでは、動画のメリットや可能性、さらには成功事例を含めて動画マーケティングの魅力を紹介します。

動画マーケティングとは?

動画マーケティングとは、商品やサービスの魅力を動画で配信することにより、ブランディングやファン・リピーターの獲得などを目的としたWebマーケティング手法のことです。

Webマーケティングといえば、ホームページのコンテンツやメルマガ、SNSなどさまざまなツールがありますが、動画もその一つと考えればよいでしょう。例えば、YouTubeのような動画配信プラットフォームに自社の商品やサービスをアピールする作品をアップするのも、動画マーケティングの一手です。

動画には、文字や静止画像だけでは伝わらない多くの情報を含み、しかも正確な情報をたくさんの人にわかりやすく伝えられるという特徴があります。その特徴を生かして、動画を活用した広告戦略を展開する企業が増えているのです。

動画広告に特化した研究機関であるオンラインビデオ総研やサイバーエージェントなどが調べた報告によると、2020年の国内動画広告市場は約2,954億円。対前年比で114%も増加しています。動画広告市場は今後も伸び続け、2024年には6,396億円と現在の2倍以上になると予想され、いずれはWebマーケティング全体をけん引するメディアになるともいわれています。

参考:サイバーエージェント「サイバーエージェント、2020年国内動画広告の市場調査を発表」

今、動画マーケティングが注目される理由

動画マーケティングが注目されるようになったのは、スマートフォンをはじめデジタルデバイスが普及したことに加え、通信ネットワークの高速化・大容量化が進んだことで、多くの人がいつでもどこでも動画を閲覧できるようになったのが理由として挙げられます。

特にスマートフォンの普及が大きく、先ほど紹介した国内動画広告市場の報告でも9割近くがスマートフォンで閲覧しているという調査結果が出ています。

こうしたデジタルデバイスの普及には、高速かつ安定して接続できるインターネット環境の整備が欠かせません。2020年春には、大手キャリアで5Gの通信サービスが始まりました。5Gは従来の4Gと比べて通信速度は約20倍、遅延は1/10以下になるとされ、ライブ配信の動画もスムーズに閲覧できるなど動画広告で実現できることがますます広がると期待されています。

また、映像制作会社ではない企業や個人でも動画編集が容易になったことも、動画マーケティングの発展に影響しているでしょう。スマートフォンで撮影した動画を、無料で利用できる動画編集ソフトを使って、誰もが簡単に作品をつくれる時代です。その作品を、比較的に低コストで出稿できるYouTubeなど動画配信プラットフォームが利用できることも、動画広告市場が伸びている一因と考えられます。

動画マーケティングの成功事例5選

それでは、実際に動画を活用したマーケティング活動を実施している企業の成功事例を紹介しましょう。

ハウツー動画の配信で購入率が2倍にアップ

ヘアケア商品などを扱う日本ロレアル株式会社では、新しいヘアトリートメント商品のプロモーションに動画を採用しました。

この商品は単価が高く、使い方などを店舗スタッフから説明を受けて購入される方が大半でした。そこで、商品の使用方法などを丁寧に説明した動画をオンライン販売用に制作し、自社サイトにアップしたところ、9割以上のユーザーが動画を最後まで視聴し、購入率は2倍に増えたそうです。

アニメ動画でサービス内容を訴求

掃除用品のレンタルなどで知られる株式会社ダスキンでは、介護支援サービスも事業展開しています。そのサービスの認知度向上を目的に、アニメ動画を制作して配信したところ、問い合わせ件数が飛躍的にアップしたそうです。

アニメにしたのは、実写だとリアルすぎる内容であることに加え、サービス内容をわかりやすく伝えるため。メインターゲットが中高年の女性という、ネット広告に触れる機会が少ない方に訴求するうえでもアニメが効果的だと判断したようです。

この動画配信により、問い合わせ件数は前月比で倍増。利用申込者も増え、認知度アップにつながりました。

総再生回数が1億回を超える学習塾

全国でフランチャズ展開する学習塾・武田塾(株式会社A.verが運営)では、YouTubeチャンネルで動画マーケティングを展開しています。

こちらの動画は、参考書の解説や受験のテクニックといった受験生や保護者の興味に合わせた内容を多く配信。塾の宣伝効果にもつながっており、2021年3月現在のチャンネル登録者数は約9万人、総再生回数は1億回を超えるメディアに成長しています。

BtoBマーケティングの動画活用事例

人事や労務に関するソフトウエアを提供する株式会社SmartHRでは、YouTubeチャンネルに加え、自社サイトや広告などで動画を広く活用しています。

企業で使われるソフトウエアは、文章や画像だけでは伝えきれない点も多々あります。使い方やデモ画面、どんな課題を解決できるかといったユーザー目線の動画を配信することにより、自社プロダクトの宣伝につなげているようです。

また自社サイトなどを活用することにより、広告費の削減も実現。CTR(クリック率)は2倍以上にアップし、CPA(顧客獲得単価)は40%も削減できました。

ストーリーを募集して動画を制作

配信した動画を多くの人に見てもらうには、ユーザーが興味のあるストーリーづくりも重要なポイントです。野村不動産アーバンネット株式会社では、「家と家族に関するエピソード」を広く募集し、入賞作品をもとにしたストーリーで動画広告を制作しました。

動画はYouTubeのCMで配信されましたが、リアルな体験の感動ストーリーが共感をよび、再生回数は150万回以上という記録を打ち立てています。

まとめ

上記で紹介した動画マーケティングの成功事例を見ると、いずれもユーザー目線で考えられた内容が多いことに気づきます。

企業からのメッセージも大切ですが、ユーザーが抱える悩みやニーズをくみ取り、多くの人の関心を持たれる内容にすることが、動画マーケティングの成功のカギを握るといえるでしょう。ユーザーが求める内容と自社が達成したい目的とがマッチするストーリーを設計し、効果を感じられる動画マーケティングを検討してみましょう。

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執筆者情報

株式会社ユイコモンズ UIcommons Inc.

ユイコモンズでは、『世界中の人々が、豊かで実りある生活ができるようにいつでもどこでも誰でも存分に学べる場を創る』をビジョンに掲げ、学びに関するさまざまなサービスを展開しています。

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