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インストラクショナルデザインとは? ~注目される背景から導入メリットまで解説~

インストラクショナルデザインとは? ~注目される背景から導入メリットまで解説~

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インストラクショナルデザインとは? ~注目される背景から導入メリットまで解説~

効率的な学びを実施するために役立つのが「インストラクショナルデザイン」です。 理論に基づきシステム的なアプローチの手法を取ることで、従来型の教育方法の改善を図ることができます。

本記事では、インストラクショナルデザインが注目される背景や導入するメリットについて解説します。従来の研修方法を改善したい方や、効果的な教育方法について知りたい方は、ぜひご覧ください。

インストラクショナルデザインとは

インストラクショナルデザインとは、「instructional(教育)」と「design(設計)」を合わせた言葉で、そのまま「教育設計」を意味します。教育の効果を最大限発揮するための仕組みを設計する際用いられるのが、インストラショクナルデザインの手法です。

インストラクショナルデザインの基本的な考え方として、「システム的アプローチ」があります。経験則や勘で教育を実施するのではなく、理論やシステムなどを用いて科学的な見地をもとに進めていくという考え方です。計画・実行・改善といったプロセスをもとに教育の仕組みをつくり、体系化していきます。

インストラクショナルデザインには複数の完成されたモデルがあり、段階的に実施と改善を繰り返すことで、教育の仕組みを最適化できるのです。

インストラクショナルデザインデザインが注目される背景

インストラクショナルデザインデザインが注目される背景には「eラーニングの普及」や「経験則や勘に頼った教育方法の見直し」があります。

ここからは、それぞれの内容について解説します。

eラーニングの普及

インストラクショナルデザインが注目されはじめたのには、eラーニングの普及が関係しています。

従来型の教育方法は「システム的アプローチ」とは対称にある「伝統的アプローチ」と呼ばれるものでした。伝統的アプローチの手法では、受講者の反応を見て、授業を進めるスタイルを取ります。

しかし、2000年ごろから普及しはじめたeラーニングは、直接対面して進める授業形態ではありません。そのため、従来の教育方法では受講者の反応を見て教育を進めることが難しいという点が問題でした。

そこで、科学的な見地や理論に基づいて教育を設計していくスタイルであるインストラクショナルデザインが注目されるようになったのです。

経験則や勘に頼った教育方法の見直し

伝統的アプローチの手法は、理論に基づいて体系的に取り組むものではありません。経験則や勘を頼りに教育を進めるため、教師の力量に左右されます。その結果、個人の学力に大きな差が出たり、講師によって教育の質にバラつきが生じたりと、安定したパフォーマンスを発揮するのが難しくなってしまうのです。 また、学習目標が具体的かつ明確に示されないために、学習者がどこを目指せばよいのかわからないという問題も生じやすくなります。

このように講師の力量によって左右される教育は、教育の質が安定しづらいという課題を抱えていました。そうした背景から、科学的な理論をもとに体系的に取り組むインストラクショナルデザインに注目が集まったのです。

インストラクショナルデザイン導入のメリット

インストラクショナルデザインを取り入れることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。具体的なイメージが持てない方もいるかもしれません。

ここからは、インストラクショナルデザインを導入するメリットについて解説します。

体系的な教育設計のもとで教育の質を保てる

インストラクショナルデザインは、体系的な教育設計を元に教育を実施します。

伝統的アプローチの手法では、学習成果が思わしくない場合は、講師がより努力して受講者の学習を改善する必要がありました。一方、インストラクショナデザインで改善するのは、講師自身の能力ではなく「学習の仕組み」です。学習の目的から最適な学習方法を考え、学習効果を測定し、よりよい学習の仕組みを設計します。

理論やモデルを元に体系的な教育設計を行なうため、教育の質を安定させることができるのです。

明確な目標設定により学習意欲を高められる

インストラクショナルデザインでは、明確な目標設定の元で学習を進めます。

具体的な目標が設定されていないと、受講者はどこを目指していけば良いのかわかりません。目標のイメージが持てないままでは、学習意欲を維持し続けるのは難しくなります。

教育の効果を高めるためには、単にできるようになるだけでなく、学習者が自発的に学びたくなる仕組みを作ることも重要です。それを実現するためには、「何のために努力しているのか」ということを自分で理解する必要があります。

インストラクショナルデザインでは、学習者が目標に向かってやりがいを持ちながら学習を進められるように、体系化された手法をもとに教育設計を行います。適切な目標を設定することで学習意欲が高まり、自発的な学習を促すことができるのです。

学習コストが削減できる

インストラクショナルデザインを導入することで、学習にかかるコストを削減できるメリットもあります。 インストラクショナルデザインのモデルを元に教育設計を進めると、質の高い教育が提供できるようになります。教育を設計する各プロセスで評価を行い、改善を図っていくためです。

インストラクショナルデザインで用いられるADDIEモデルでは、分析→設計→開発→実施→評価のプロセスの中で改善を繰り返しながら、教育を最適化していきます。 その結果、教育の無駄が省かれることとなります。短期間で効果的な教育を実施できるため、学習コストを削減することも可能となるのです。

まとめ

今回は、インストラクショナルデザインが注目される背景や、そのメリットについて解説しました。 効率的に学びを深めるのに役立つのが「インストラクショナルデザイン」です。インストラクショナルデザインを取り入れたeラーニングを実施すれば、効果的な教育設計を行ないながら、学習を進められます。

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執筆者情報

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