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ストリーミングサーバとは?~Webサーバとの違いや選定のポイントまで解説~

ストリーミングサーバとは?~Webサーバとの違いや選定のポイントまで解説~

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ストリーミングサーバとは?~Webサーバとの違いや選定のポイントまで解説~

ストリーミング動画を配信する方法には、動画配信プラットフォームを活用する方法とレンタルサーバーを使う方法があります。

今回は、ストリーミング配信をするのに欠かせない「ストリーミングサーバ」について解説します。記事内ではWebサーバとの違いや、ストリーミングサーバを選定する際のポイントも合わせて分かりやすくお伝えしています。動画コンテンツを配信したい方や、ストリーミングサーバの契約を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

ストリーミングサーバとは

ストリーミングサーバとは、ストリーミング動画を再生するために必要なサーバのことを指します。サーバ上に格納されたデータをダウンロードしながら動画の再生を行うため、端末にデータが残らないのが特徴です。

ストリーミング動画にはライブ配信とオンデマンド配信の2つの配信があり、それぞれ用途が異なります。リアルタイムで動画の配信をしたいときはライブ配信、あらかじめ作成した動画をストリーミング再生する場合に用いるのがオンデマンド配信です。

プログレッシブ配信という配信方法でも動画をダウンロードしながら再生できますが、プログレッシブ配信の場合はストリーミングサーバではなくWebサーバを使います。

ストリーミング配信だと端末に動画は保存されませんが、プログレッシブ配信だとキャッシュと呼ばれる一時データを保存しながら再生を行います。
プログレッシブ配信は不特定多数に向けた配信に向いていますが、Web上で見知らぬ誰かに動画をダウンロードされてしまう可能性があるため、注意が必要です。

以上の点から、セキュリティ対策の観点ではWebサーバでプログレッシブ配信を実施するよりも、ストリーミングサーバを用いる配信方法が安全であるといえます。

ストリーミングサーバとWebサーバの違い

ストリーミングサーバとWebサーバの違いは時間軸の情報の違いにあります。
Webサーバは文字ベースの情報や静止画といった静的な情報を扱うことに長けているのに対して、ストリーミングサーバはストリーミング用に最適化されたサーバです。

ストリーミングサーバは動画を適切に配信するために時間軸の情報を扱うことができますが、Webサーバには時間軸の情報がありません。
Webサーバでも動画の再生は可能です。しかし、データ回線の送信量が決まっているため通信が不安定になりやすく、同時接続数にも制限があるため動画配信には向きません。

ストリーミングサーバは、安定した回線で動画を配信するための機能が備わっているため、動画配信向きのサーバであるといえるでしょう。

動画のストリーミングサーバの選定ポイント

ストリーミングサーバは何を基準に選べばいいのでしょうか。
ここでは、ストリーミングサーバの選定ポイントを5つお伝えします。

データ転送量

ストリーミングサーバ選定ポイントのひとつが「データ転送量」です。データ転送量とは、動画のアップロードやダウンロード、再生を行う際にサーバと利用者の間で送受信するデータ量を指します。

つまり、データ転送量が十分だとスムーズで快適な視聴環境で視聴できるのです。ストリーミングサーバを選ぶ際は、データ転送量も気にしておくと良いでしょう。

動画形式(フォーマット)

動画形式が対応しているかどうかも、ストリーミングサーバを選定する際に必要なポイントです。

動画の形式には数多くの種類がありますが、ストリーミングサーバによって対応している形式が異なります。編集を行うOSや環境、用途によって取り扱う動画形式もさまざまです。自社が取り扱う動画形式が対応していなかった場合、動画配信を実施できません。

ストリーミングサーバを選ぶ際は、事前に対応する動画形式を確認しておきましょう。

ストレージ容量

ストリーミングサーバを選定するポイントに「ストレージ容量」が挙げられます。ストレージ容量とは、ストリーミングサーバに動画を格納するデータ総量のことです。

ストリーミング配信を行う際には、ストリーミングサーバに動画をアップロードしなければいけません。しかし、取り扱う動画が多い場合は、プランによってはすぐにストレージ容量がいっぱいになってしまうことがあります。

ストリーミングサーバやプランを選定する際は、運用したい動画容量とのバランスを見て十分に格納できる容量を備えているかどうかを確認しておきましょう。

コストパフォーマンス

ストリーミングサーバの判断基準として重要なのが「コストパフォーマンス」です。

基本的にストリーミングサーバの料金プランは、データ転送量やストレージ容量が多いほど高くなります。格安をうたっているサービスもありますが、料金が安くても内容が伴っていなければあまり意味がありません。配信の頻度や動画の容量など自社の状況に合わせて、コストパフォーマンスの高いサービスやプランを選ぶようにしましょう。

セキュリティ対策

機能面や料金面にくわえて「セキュリティ対策」も重視すべきポイントです。セキュリティ対策が万全に行われていない場合、不正アクセスや情報漏えいといった重大なインシデントが起こるリスクがあります。

データが漏えいすることは、自社の信頼問題に関わることです。そうした事態を防ぐためにも料金の安さだけで判断せずに、総合的な視点でストリーミングサーバを選定することが重要です。

まとめ

今回は、動画のストリーミングサーバについて解説しました。

ストリーミング配信を行うにはストリーミングサーバが必要です。
Webサーバに比べてストリーミングサーバは、セキュリティ面に優れています。そのため、動画配信を実施する際は、webサーバではなくストリーミングサーバを選択するのがおすすめです。

また、ライブ配信やオンデマンド配信を行う際にはストリーミングサーバを契約する方法の他に、動画配信プラットフォームを利用する方法もあります。

料金や機能、コストパフォーマンスなどを比較しながら、自社に合ったサービスを選んでください。

動画配信プラットフォームついて知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
【最新版】動画配信プラットフォームのおすすめ15選徹底比較!

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執筆者情報

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