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動画制作に役立つ!動画撮影・編集のポイントを解説

動画制作に役立つ!動画撮影・編集のポイントを解説

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動画制作に役立つ!動画撮影・編集のポイントを解説

テキストや写真に比べてより多くの情報を短時間で伝えられる動画は、今や多くの企業にとって欠かせないマーケティングや宣伝にツールになってきています。 ただ、いくら話題になる動画、いわゆるバズる動画のアイデアを持っていても、実際に動画を公開するためには撮影と編集という作業が不可欠です。自社内に動画制作のノウハウがないと、外注費用で予算を圧迫されてしまう恐れがあります。まずは簡単な動画制作の基本を押さえておきましょう。

本コラムでは、これから動画制作を始めようと考えている方に向けて、動画制作に必要な撮影の準備や、知っておくと役立つ編集のポイントをお伝えします。

動画販売において売れる動画の傾向

撮影機器を準備しよう

動画制作を進める場合、まずは撮影機器を確保しましょう。 具体的には、次のとおりです。

・ビデオカメラ(スマホやデジタルカメラでもOK)
・三脚
・照明(自立するもの)
・マイク
・ジンバル(カメラの手ブレを抑えるアイテム)

最小限の構成で動画制作を始めるなら、カメラ・三脚・照明の3つだけでも構いません。 特に屋内で撮影する場合、照明がないと画面や顔が暗く見えてしまうので、照明はできるだけ明るいものを用意しましょう。

撮影場所は下見しておこう

撮影機器が用意できたら撮影場所を確保します。 同じ場所でも季節や時間帯によって騒音の有無や明るさなどが変わるので、撮影を予定している時間に合わせて下見をしておくと安心です。

また、動画の長さや音声を別撮りするかどうかなども撮影場所の環境を見てから調整しましょう。撮影の当日にその場で決めることが増えると、トラブルが増えてしまいます。 撮影機器や撮影場所をレンタルするのか、自前で用意するのかによって撮影時間も変わってくるため、スケジュールを組んだ上で動画制作に望むのがおすすめです。

動画制作の流れと撮影のポイント

撮影機器と場所の準備ができたら、動画に必要なシーンを撮影していきます。このときに重要なのが、カメラをできるだけ固定しておくことです。カメラを固定すると、撮りたい人物やモノが画角から外れてしまうといったミスも起こりにくくなりますし、手ブレがないので動画としても見やすくなります。ただ、最初から最後まで画角が変わらないと見る人を飽きさせてしまうので、こまめにカットしてカメラの位置や角度を変えましょう。

また、最初から最後まで長時間撮影して編集するスタイルだと、撮影中にミスがあっても気づきにくく、後から撮り直しの必要が出てくる可能性があります。1シーンごとに細かくカットしておけば、撮影中でもシーンごとにどんな動画が撮れたのか見返せるので、問題があればその場で撮り直すといった対処が可能です。さらに撮影を開始するときは、話題や場所を変えたり撮影を再開したりするごとに編集点を作っておくと、後の作業が楽になります。具体的には、時間を置いたり、撮影開始の合図として手を打ったりしておくことです。これで、カットやトリミング、動画と音声のタイミング調整といった編集作業が楽になります。

動画制作にかかせない編集の流れ

撮影した動画を編集するためには、パソコンと動画編集ソフトの2点が必要です。編集ソフトには有料のものと無料のものがあるので、予算に合わせて選びましょう。なお、有名なソフトだとネット上にたくさんの解説記事や動画があるので、特別な理由がなければ、知名度の高いソフトを利用するのがおすすめです。

また、動画編集は処理の重たい作業なので、4Kなどの高画質な動画を編集する場合は、パソコン自体のスペックも見直しましょう。編集ソフトをパソコンにインストールしたら以下の手順で編集作業を進めていきます。

・撮影した動画データをパソコンに取り込む
・編集ソフトで動画データを開く
・音声と動画のタイミングを合わせる
・動画をカットしたり貼り付けたり入れ替えたりする
・音量を調整する
・BGM・効果音・字幕等を入れる
・完成した動画を動画ファイルとして出力する

いろいろとすることがあって大変だと思うかもしれませんが、初めは「無駄な部分をカットする」「聞いていて違和感のない音量に調整する」「字幕をつける」だけで十分です。

簡単な動画編集を繰り返して、慣れてきたら徐々にエフェクトを入れるといった高度な編集作業に進みましょう。元となる撮影データを残しておけば、将来編集テクニックがついたときに再度動画を作り直すこともできます。

動画のクオリティを高める編集のポイント

撮影した動画を編集によってより魅力的に仕上げたい場合は、編集時にちょっとした工夫を盛り込みましょう。たとえば、動画に字幕をつける場合、音声よりも字幕の方を少し早く出すと内容を推測できるため見やすくなります。

また、字幕をつけるときは、サイズ調整も重要です。動画をパソコンで見る人もいればスマホで見る人もいるため、字幕のサイズが小さ過ぎるとせっかくの内容を読んでもらえません。動画の内容に応じて伝えたい内容をスライドで表示したり重要な部分だけ文字起こししたりして、見やすい動画を目指しましょう。

動画制作で気をつけたいこと

動画制作の注意点として押さえておいて欲しいのが、「情報を詰め込みすぎない」ことです。テーマやメッセージがいくつもあると、再生時間も長くなりますし、本来伝えたかった内容が薄まってしまいます。複数の強みを持った商品やサービスの紹介動画でも、メリットを一つに絞ってアピールした方がメッセージ性は強くなるので、1本の動画につき1テーマを目標にしましょう。

また、動画制作は利用する編集ソフトごとにできることやエフェクトの見た目が違います。どの編集ソフトも使いこなせるようになるまで時間がかかるので、自分に合った編集ソフトを探しながら、何本も撮影して編集することで少しずつ技術を身につけましょう。

まとめ

見やすい動画や見てもらえる動画を作るためには、撮影準備に時間をかけたり、伝えたい情報をひとつに絞ってテンポをよくする編集をしたりする必要があります。

ただ、誰もが最初からクオリティの高い動画を作れるわけではありません。 幸い、撮影自体はスマホ一台あればできますし、無料で使える編集ソフトも多いので、まずは簡単な動画制作を繰り返して少しずつ動画制作のスキルを高めていきましょう。

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執筆者情報

株式会社ユイコモンズ UIcommons Inc.

ユイコモンズでは、『世界中の人々が、豊かで実りある生活ができるようにいつでもどこでも誰でも存分に学べる場を創る』をビジョンに掲げ、学びに関するさまざまなサービスを展開しています。

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