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社員研修後の効果を定着化させるポイント

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社員研修後の効果を定着化させるポイント

新人を雇用した際や、入社から一定年数が経った社員にスキルアップを促すのに欠かせない社員研修。
研修を行うからには、実際に現場で役に立ち、先輩や上司からも、新人本人からも喜ばれるようなものを提供するのが人材育成担当者の使命であり、腕の見せ所でもあるでしょう。

もしも、研修生が配属直後だけしか内容を覚えていないとすれば、研修が身についたとはいえず、研修効果も半減してしまいます。

では、社員研修の効果を定着させるには、どうしたら良いのでしょうか?
本コラムでは、社員研修後の効果を定着化し、研修後も継続的にスキルやモチベーションを高めるポイントをご紹介します。

社員研修後のよくある悩み

人事部など人材育成担当者の仕事は、研修内容の検討や準備・実施だけにとどまりません。研修実施後、配属先の現場からの肯定的な声を聞いて初めてホッとできるのではないでしょうか。

もちろん、肯定的な声ばかりでなく、耳の痛い意見が届くこともあるでしょう。そうした否定的なフィードバックのなかでもよくあるものをピックアップしてみると、

①教育効果が感じられない(戦力にならない)
②研修内容が定着していない
③研修者をフォローしたいが、どうフォローしたら良いかわからない
④研修担当者により、新人の仕上がりにばらつきがある
⑤社員がきちんと研修を受けていない

といったものではないでしょうか。

社員研修後の効果を継続的に高める方法

上記のような悩みを解消する方法として提案したいのが、

  • 実践をゴールとしてカリキュラムを組む
  • 実践→振り返り→学習→実践のサイクルを定着化
  • 学習意欲が高い人を評価・表彰してモチベーション向上

の3点です。

実践をゴールとしてカリキュラムを組む

まずは、①の苦情を出さないために、研修内容が実践に即したものになっている必要があります。現場で求められている最終的なスキルから逆算して、必要なカリキュラムを作成するのが近道でしょう。

たとえば、新卒向けの研修であっても、一般的なビジネスマナーにとどまらず、実際に自社で社員が行っている来客・電話・訪問の際の対応に即した内容にアレンジしてカリキュラムを組む必要があるということです。

実践→振り返り→学習→実践のサイクルを定着化

②③の苦情を出さないためには、一度、研修を施したらそのままほったらかしにせず、現場で実践させてみて、その結果を自身で振り返らせ、うまくいった部分とそうでなかった部分を分析させ、足りなかった部分を補うべく再度学習に向かわせ、さらにもう一度、実践させるというサイクルを作ることが大切です。

人材育成担当者は、「振り返り」と「学習」のフェーズで研修生のフォローを行うと良いでしょう。

学習意欲が高い人を評価・表彰してモチベーション向上

研修生には研修後も自発的に学習して、さらなるスキルアップを目指してもらいたいもの。そのためには、学習意欲が高く、自主的に学んだり、スキルを身につけている社員を評価することが効果的です。

自己研鑽することで人事的に評価されることを示せば、「この会社は、自ら学ぶ社員を評価してくれる会社なんだ」ということが伝わり、評価されるために進んで学ぼうという意欲が高まります。

また、評価するだけでなく、社員全体の前で表彰するという施策も重要です。人事評価されることとはまた別に人から称賛される快感や、「次は自分が表彰台に上がるんだ」という競争意識の芽生えもモチベーションにつながるからです。

まとめ

上記でご紹介したようなポイントを意識して、社員研修内容を定着化させてみてください。
その際、提供手法としておすすめの1つが、研修内容を動画に収録し、動画共有プラットフォームで共有するという方法です。

こうすることで、研修生は繰り返し学習することができますし、同じ内容の研修を受けることができ、研修生ごとにどの研修をいつ受けたのか、どの研修が未修なのかを把握できるため、上記の苦情④⑤も解消できるでしょう。

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執筆者情報

株式会社ユイコモンズ UIcommons Inc.

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