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リモートワークでできた時間の活用法

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リモートワークでできた時間の活用法

新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として急速に普及を遂げたリモートワーク。それにより往復の通勤時間がなくなったなどの要因から、「以前に比べて自由な時間が増えた」という人もいるのではないでしょうか。

今後の社会の動向や自分の仕事の進め方、感染の不安など、気になる点は多々あるでしょうが、この時間を有効に使えばそうした不安を少し解消できるかもしれません。ここでは、リモートワークでできた時間を有効活用する方法について考えてみましょう。

リモートワークによって生まれた時間

リモートワークは新型コロナウイルスの影響により、政府の主導のもとで普及を大幅に拡大しましたが、それ以前から働き方改革の一環として導入を検討する企業は増えつつありました。リモートワークには一般的に次のようなメリットがあるといわれています。

メリット1 通勤が必要ない

特に首都圏や関西といった都市圏では、毎朝の通勤ラッシュによる負担は相当大きなものがあります。企業のオフィスが集中する都市部に行けば行くほど通勤客が増えるので混雑による負荷が増えますし、そういった都心の地価は高いので一般の会社員だと通勤時間を削減できる場所にはなかなか住めません。

インターネットに接続して業務を進めるリモートワークならどんなに離れた場所に住んでいても自宅で働けるので、通勤時間も交通費もかかりません。この点がリモートワークの最大のメリットといえるでしょう。

メリット2 無駄な会議が減る

リモートワークだと会議が必要な場合、Web会議システムを使用します。習慣化していてあまり内容のない会議などは中止される場合が多いでしょう。どうしても意見のすり合わせが必要な場合のみ開催されるようになります。これが新たな習慣になることで、業務の効率化が進みます。

メリット3 人間関係のわずらわしさが減る

職場では毎日同じ人と顔を合わせることになるため、人間関係で悩んだことのある人も多いのではないでしょうか。顔を合わせないとコミュニケーションが不足しがちになる反面、苦手な人と顔を合わせる機会が減り精神的な負担が減るという効果が期待できます。

空いた時間でスキルアップ

リモートワークによって通勤時間や無駄な会議の時間が削減でき、毎日の時間に余裕が生まれた人はこの機会にスキルアップを考えてみてはいかがでしょうか。これまで時間がなくてスキルアップを考えられなかったという人も、新たにリモートワークで時間が生まれたならチャレンジできるかもしれません。

そういった方におすすめなのがオンライン講座の受講です。通学する手間や時間をかけず、専門家の指導を受けながら新しい分野について学ぶことができます。無料のサービスも多数存在していますが、学びたい内容によっては有料のサービスの方が適していることもあります。ニーズに応じてこれらのサービスを使い分けましょう。

日本語で受講できる無料のオンライン授業

アメリカで2012年にMOOC(Massive Open Online Courses)が登場して以来、世界各国から無料で受講できるオンライン授業が配信されるようになりました。日本語で学べる質の高い無料のオンライン授業も少なくありません。

無料で受講できるサービスには、海外の著名大学(マサチューセッツ工科大学、カルフォルニア大学アーバイン校など)の講義を日本語字幕で受けられる「Asuka Academy」、東京大学の「知の開放プログラム」の一環である「UTokyo OCW/OCWx/-eTEXT・東大テレビ」、スタンフォード大学の教授が創立し、一部コースを日本語字幕で学べる「Coursera」、大学教授の講義が隙間時間で受けられる「Gacco」、世界最難関クラス大学の学生たちも多く利用するYouTubeベースの教育コンテンツ提供サービス「Khan Academy」などがあります。

これらの日本語字幕で学習できるコンテンツのうち、海外から配信されているものは基本的に音声が英語です。英語の音声と日本語の字幕を同時に視聴できるので、うまく活用すればリスニング能力の向上も期待できるかもしれません。

世界中で支持を受ける有料サービス Udemy

世界各国で、なんと約2,400万人もの受講者がいるという有料のオンライン学習サービスです。学べる内容が幅広く、自分でコースを設定すればさまざまな知識やスキルを習得できます。特に本来なら大学の講義で受講するようなマイナーな分野、専門的な分野について学びたい人には魅力的なサービスといえるでしょう。

スマホからも動画コンテンツが再生できるので隙間時間で気軽に学ぶことができます。動画コンテンツ1本ごとに価格が設定されており、内容によって2千円から2万円程度で視聴が可能になります。

基本的に英語で提供されていますが、日本語の講座も増えてきました。特にプログラミングの各言語の講義は、すべて日本語に対応しているので安心です。なかには無料のコンテンツもあるので有料コンテンツに申し込む前に雰囲気を掴んでおくことをおすすめします。専門分野での知識や技術に自信がある人は、講師としての登録も可能です。

「学びたい」と「教えたい」を繋ぐ GOGETTERZ

ビジネス、ヘルス&ビューティ、語学、クリエイティブなど、ありとあらゆる分野の講師が登録し、学習コンテンツを提供しているサービスです。「専門的な大学の講義を受けたいとは思わないけど、趣味の腕前を向上させたい」「何か新しいことを始めてみたい」というニーズにはこちらの方が合っているのではないでしょうか。

料理の作り方や楽器の演奏法といった趣味の分野から、インストラクター資格や認定試験の講習まで、多様なニーズに対応しています。無料のサンプル講義、1,000円前後で気軽に利用できる講座、数万円の費用がかかる実践的な講義があるので、まずは興味があるコンテンツを探してサイト内を探索してみましょう。気になるタイトルがあった場合のみ、購入して利用することができます。

Udemyと同様に、専門分野のある人は講師としての登録も可能です。

まとめ

社会人になると学生のとき以上に新しいことに対する学習意欲が出てくる人も少なくありません。現在の仕事に関する知識を蓄えて専門性を高めたり、これからやりたい領域の勉強を始めたり。通勤時間や無駄な会議が減ってできた時間を活かしスキルアップを目指してみてはいかがでしょうか。

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執筆者情報

株式会社ユイコモンズ UIcommons Inc.

ユイコモンズでは、『世界中の人々が、豊かで実りある生活ができるようにいつでもどこでも誰でも存分に学べる場を創る』をビジョンに掲げ、学びに関するさまざまなサービスを展開しています。

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