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オンライン展示会のプラットフォームとは?おすすめのプラットフォームもご紹介

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オンライン展示会のプラットフォームとは?おすすめのプラットフォームもご紹介

感染症対策をきっかけに注目を集めるオンライン展示会。オンライン展示会のプラットフォームとは、企業がオンライン展示会を実施するために必要な機能を揃えたWebシステムのことです。この記事ではオンライン展示会のプラットフォームの基本情報・主な機能と、おすすめのプラットフォーム製品をご紹介します。

オンライン展示会のプラットフォームとは?

オンライン展示会のプラットフォームとは、企業がオンライン展示会を実施するためのさまざまな機能を取り揃えたWebツールです。一般的に、オンライン展示会は動画や写真でコンテンツを発表するほか、チャットやオンライン会議システムを活用して商談・接客が行われます。また、参加者がどのコンテンツに興味を持ったかなどのログを蓄積し、分析できることも特徴のひとつです。
これらの活動は、ふだん使用しているWeb会議システムやチャットツール、Web解析ツールなどを組み合わせて実行することもできますが、バラバラなツールの組み合わせでは参加者に不便をかけるほか、運営側にとっても効率的ではありません。
そこで、必要となるのがオンライン展示会に特化したプラットフォームツールです。オンライン展示会のプラットフォームでは、オンライン展示会のWebサイトや仕組みを構築するのに必要な機能がワンパッケージで提供されており、手軽に・効果的にオンライン展示会を実行することができます。現在では、国内・海外のベンダーからさまざまなプラットフォーム展示製品が提供されています。
いろいろな製品から自社に適したプラットフォームを選ぶには、どのような機能が必要かを把握しなければなりません。次の項では、オンライン展示会のプラットフォームで提供されている主な機能をご紹介します。

オンライン展示会のプラットフォームの主な機能

オンライン展示会プラットフォームは、主に下記のような機能を提供しています。
基本的な機能は各社同様ですが、サービス提供会社・開発企業の得意分野によってできることが若干異なるため、機能の概要を把握したうえで、自社が求める特徴をもつプラットフォームを選ぶようにしましょう。

●VR・バーチャル展示会機能
オンライン展示会は「バーチャル展示会」と呼ばれることもあるように、VRや360度画像を活用し、実際の展示ブースを回遊するかのように見せる表現方法があります。プラットフォームのなかには、このようなバーチャル空間の表現に対応しているものと、していないものがあります。

●動画配信・ウェビナー機能
あらかじめ撮影した動画をWebサイト上で再生できる機能はもちろん、ライブ配信機能を活用し、ウェビナー(オンラインセミナー)を開催できる機能も比較的多くのツールに搭載されています。

●チャット機能
参加者の質問に答えたり、Web上で接客したりすることができるチャット機能を備えているプラットフォームもあります。

●Webミーティング機能
オンライン上で商談できるWebミーティング機能がある場合もあります。バラバラのツールを使わずにすむことで、お客様に案内しやすいというメリットがあります。

●登録フォーム作成機能
参加者を募集する際の登録フォームを作成できる機能です。1つのツールで完結することで、手間なくその後の解析につなげられるメリットがあります。

●資料ダウンロード機能
リアルな展示会であればチラシやカタログを配布しますが、オンライン展示会の場合はダウンロードをしてもらいます。資料をダウンロードした人の履歴がわかる機能があるものが良いでしょう。

●ログ解析機能
参加者がどのコンテンツをどのくらい見たか、滞在時間、クリック数などを記録してレポートとして閲覧できる機能です。

●多言語対応機能
来場者の地域を限定しないのもオンライン展示会ならではのメリットです。多言語対応機能のあるプラットフォームであれば、世界に向けて自社の展示会を発信できます。

●決済機能
その場で購入できるタイプの製品であれば、決済機能があるプラットフォームを選ぶのもおすすめです。

●オンライン名刺交換機能
リアルな展示会でも重要な指標であった「名刺交換」をオンラインでもできる機能です。名刺管理ソフトとの連携でこの機能を実現しているプラットフォームもあります。

おすすめのオンライン展示会のプラットフォーム6選

ここからは、おすすめのオンライン展示会プラットフォームを7つピックアップしてご紹介します。

■meet × meet(ミーツ)
https://service.meetxmeet.com/

meet × meet

引用元:meet × meet公式サイト

「顔が見えるから話しやすい」をキャッチコピーに、オンライン展示会でもコミュニケーションを取りやすい機能で商談機会を創出することにフォーカスしたプラットフォームです。出展ブースには顔写真入りのアイコンが表示され、参加者はその場でオンライン商談を申し込むことが可能。気軽に質問等をできるようにすることで、リード獲得につなげることを目指しています。最大100社までの合同展示会にも対応しており、小規模から大規模までさまざまなオンライン展示会が企画できます。

●特徴的な機能:
オンライン商談機能、動画配信・LIVE配信機能、会場マップ作成機能、ゾーン検索機能、資料ダウンロード機能、アクセスレポート機能など

●料金:
自社開催のオンリープランで基本使用料50万円~。その他、月額使用料がかかります。
※詳細は公式サイトにてご確認ください。

●運営会社:株式会社大伸社

■EventHub(イベントハブ)
https://eventhub.jp/

EventHub

引用元:EventHub公式サイト

参加企業同士のコミュニケーションを促進する機能が充実したプラットフォームです。小規模なイベントから大規模なカンファレンスまで、さまざまな規模のイベントに対応。特に特徴的なのが、イベントイベント前から参加企業や他の来場者と名刺交換やミーティング予約ができる機能で、これにより来場率や顧客のエンゲージメントが高まると言われています。

●特徴的な機能:
ライブ・動画配信、事前登録フォーム作成、アジェンダ表示、登壇者への質問、バーチャルブース、チャット、商談予約、顧客管理・視聴データ管理など

●料金:要問合せ

●運営会社:株式会社EventHub

■DMM [SHOWBOOTH](DMMショウブース)
https://showbooth.dmm.com/exhibition/

DMM [SHOWBOOTH]

引用元:DMM [SHOWBOOTH]公式サイト

これまでオフラインで行われていた展示会プログラムを、オンラインで手軽に構築できる仕組みを提供。特徴的な機能として「交流ラウンジ」があり、Web会議ツールを介さずに企業ブース担当者と来場者が気軽に会話できます。テキストチャットだけでなく音声チャットも可能で、会場にいる人たちとその場で言葉を交わすようにコミュニケーションを取ることが可能です。

●特徴的な機能:
1対1での商談(ビデオ・チャット)、セミナー・ライブ配信、バーチャルブース、交流ラウンジ、アンケート収集、資料ダウンロードなど

●料金:要問合せ

●運営会社:合同会社DMM.com

■NEUTRANS(ニュートランス)
https://neutrans.space/

NEUTRANS

引用元:NEUTRANS公式サイト

VR技術を活用し、バーチャル空間でさまざまなビジネス活動を行うことに特化したサービスです。「バーチャルオフィス」「トレーニング」「プロモーション」「イベント・カンファレンス」など、いろいろなビジネスシーンに対応するバーチャル空間を提供しており、オンライン展示会以外にも、さまざまな用途に応用できることが魅力です。

●特徴的な機能:
3Dモデルインポート、アバター、3Dペン(VR空間上に描くことができる)、360プレイヤー、ムービープレイヤー、ホワイトボードなど

●料金:
部屋数・登録可能人数の異なる「Business」「Professional」「Unlimited」の3プランがある。料金は要問合せ。

●運営会社:株式会社Synamon

■Web EXPO Master
https://www.systems.nakashima.co.jp/dutiessolution/webexpomaster/

Web EXPO Master

引用元:Web EXPO Master公式サイト

誰でも・簡単に・いつでもWeb展示会を開催できる「WEB展示会CMS」です。Webの知識がない人でも簡単な操作で展示会サイトを構築できること、手軽な料金ではじめられることを特徴としています。1社単独で行うプライベートショーから複数社が合同で行う大規模な展示会にも対応しており、さまざまなシーンで活用可能。オンライン展示会で求められる機能も網羅しています。

●特徴的な機能:
ブース自動生成、Web会議ツール、ウェビナー配信、ログ取得、展示会トップサイト自動作成など
※オプション機能:アンケート回収、チャットボット、仮想空間、AR展示など

●料金:1社で単独展示会を行う場合、1ブース月額10,000円(税別)
※その他、環境構築のための初期費用等あり。詳細は公式サイトでご確認ください。

●運営会社:株式会社システムズナカシマ

■Airmesse (エアメッセ)
https://www.securlogic.co.jp/

Airmesse

引用元:Airmesse公式サイト

バーチャル展示会を開催するのに必要な機能を標準パッケージ化し、オンラインEXPOやオンラインショールームをすぐに運営できるツールです。自社で主催する場合にも、複数企業を集めた展示会を企画する場合にも、どちらにも対応。バーチャルリアリティ(VR)ブースを標準としており、実際の会場のように参加者が見て回る感覚を再現できます。

●特徴的な機能:
VR展示、行動ログ、独自ドメイン、コミュニケーションツール(チャットボット、Web会議システム連携)、出展者専用ページCMS機能など

●料金:参考価格 初期製作費 55,000円(税込)~、月額5,800円(税込)~
※詳細は公式サイトに問い合わせのうえ、ご確認ください。

●運営会社:セキュアロジック株式会社

オンライン展示会のプラットフォームを選ぶ際のポイント

最後に、オンライン展示会のプラットフォームを検討する際に、気をつけたいポイントをご紹介します。

●1社単独で開催するか、複数企業合同のイベントに参加(または主催)するか
オンライン展示会のプラットフォームには、1社で製作できるプランと、複数企業が集まり、EXPOのようなイベントを開催するプランがあります。自社がどちらの開催方法をイメージしているかで、選択するツールや費用が変わるため、事前に方針を決めておくことが大切です。

●VRなどのバーチャル空間表現を必要とするか
オンライン展示会の表現方法は、実際の会場を見て回るようなバーチャル空間を再現できるものと、Web上のマップに配置されたコンテンツをクリックして閲覧するものがあります。展示したい自社製品の特性や点数などを考慮し、どのような表現方法が参加者にとってわかりやすいか、魅力的かを考えて選択しましょう。

●掲載期間はどのくらいか
プラットフォームの料金プランは、初期費用+月額費用で構成されているものが多いため、制作したコンテンツをどのくらいの期間活用したいかによって、適切な予算が変わってきます。オンライン展示会のサイト構築には、ある程度の時間と手間がかかるため、せっかく制作したコンテンツをどのくらいの期間・どのように活用するのかも、計画しておくことが大切です。

●その後のデータ活用はしやすいか
オンライン展示会でもっとも重要なのは、参加者のリード情報を活用し、商談や受注につなげていくことです。収集したデータを継続的に活用できるか、自社で活用しているツールとの連携できるかなども重要な検討のポイントです。

まとめ

オンライン展示会が広がりを見せるなか、オンライン展示会のプラットフォームにもさまざまなものが出てきています。オンライン展示会を検討している方は、それぞれのプラットフォームの特徴や違いを理解し、自社に合うものを選びましょう。

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執筆者情報

株式会社ユイコモンズ UIcommons Inc.

ユイコモンズでは、『世界中の人々が、豊かで実りある生活ができるようにいつでもどこでも誰でも存分に学べる場を創る』をビジョンに掲げ、学びに関するさまざまなサービスを展開しています。

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