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セミナー動画の配信はクローズドな配信環境がおすすめ!

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セミナー動画の配信はクローズドな配信環境がおすすめ!

マーケティング活動の一環として行う企業も多いセミナー。最近では、感染症対策などの観点もあり、会場に足を運んでもらう必要のないオンラインセミナーが増えています。

オンラインで配信されるセミナーは「ウェビナー」ともよばれ、実際に足を運んでもらうセミナーと比べて手軽で、時間や頻度の制約が少ないのが特徴です。

今回はセミナー動画の配信について、配信方法とその選び方、オープン型・クローズド型の違いなどをご紹介します。

セミナー動画の配信方法は主に2種類

セミナー動画の配信方法には、大きく分けて「オンデマンド配信」と「ライブ配信」があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、セミナーの内容やターゲット層などに合わせて、適した方法を選びましょう。

オンデマンド配信とは

オンデマンド配信とは、あらかじめ収録・編集などを行い用意した動画を配信する形式です。不要な部分をカットしたり、尺(時間)をちょうど良い長さに調整しやすかったりするのがメリットです。

ほかにも、収録時に何らかの失敗をしても撮りなおせる、編集によって視覚効果の高いレイアウトにできる、補足説明を入れ込めるなど、コンテンツのクオリティを上げやすいという利点もあります。

また、動画さえ用意すれば、時間を指定することなく24時間365日いつでも視聴してもらえることも大きな特徴です。一度見て終わりでなく、何度も見て再確認してもらうこともできるほか、動画を営業ツールとして使いまわすこともできます。

デメリットとしては、リアルタイムでの視聴者とのやりとりができない点が挙げられます。質問を受けてそれに答えるなどのコミュニケーションが取りづらいため、専用の問い合わせフォームを設置したり視聴してくれた人を個別にフォローするなどの施策が必要な場合もあります。

ライブ配信とは

ライブ配信の場合、事前に配信日時を決めて告知し、リアルタイムで動画を配信します。会場に足を運んでもらうタイプのセミナーをそのままオンラインに移行したようなスタイルでセミナーを行えます。

最大のメリットは、なんといってもリアルタイムであることです。従来のセミナーのように臨場感があるだけでなく、チャットやアンケートなどを活用して随時質問を受け付けたり視聴者の反応を見ながらセミナー内容を調整したりすることもできます。

一方でオンデマンド配信と比べ、特定の日時に視聴してもらう必要がある、事前の告知に力を入れなければならない、環境整備や運用に手間・コストがかかるといったデメリットもあります。

どちらの配信方法が良いか?

前述のように、どちらの配信方法もそれぞれのメリット・デメリットがあるので、セミナーの内容や求める効果に合わせて適切な方法を選ばなければなりません。

オンデマンド配信は、どの視聴者に対しても同じ内容を訴求することが求められる会社案内などの動画や、定められたプログラムに沿って行われる講義の配信に向いています。内容が難しく何度も見返す必要があるものも、オンデマンドで配信すると良いでしょう。

一方で、ライブ配信は視聴者の反応に合わせて臨機応変に内容を差し替える前提のセミナーやトークセッションに適しています。質疑応答の時間を組み込みたい場合にも有効です。

ライブ配信した動画をアーカイブとしてオンデマンド配信することなども含め、最適な配信スタイルを模索してみてください。

【関連記事】
ウェビナーとは?―基礎知識とメリット・デメリット―

セミナー動画の配信でのオープンとクローズドな配信環境の違い

動画を配信する際には、配信方法以外にも「オープン型」「クローズド型」のどちらにするか配信環境を選ぶ必要があります。こちらもそれぞれメリット・デメリットがあるので、しっかり把握して適した環境を用意しましょう。

オープン型の配信環境

オープン型は、事前登録などの必要がなく誰でも視聴できる形式のことです。登録・申込をせずに参加できるので、簡便で気軽に参加しやすいという視聴者側のメリットはありますが、開催側としては視聴者を把握しづらく営業活動につなげづらいなどデメリットが多いといえます。

また、オープン型では視聴者側は匿名で参加することが多いため、質問を受け付ける場合にはいわゆる「荒らし」のようなコメントが増える可能性も高まります。

とはいえ、オープン型の配信はユーザーの多いYouTubeやZoomなどを使用して低コストで行うことができるので、認知度向上などを目的にできるだけ多くの人に視聴してほしいという場合には適していると言えます。

クローズド型の配信環境

クローズド型は、事前に申込や登録を行った人のみが視聴できる配信スタイルです。申込・登録時に視聴者の属性などの情報を得やすいのが特徴です。

匿名参加ではない場合がほとんどなので、質問やコメントを受け付ける場合にも「荒らし」のようなものはあまり発生しません。また、有料セミナーや専門性が高く企業の利益につながる相手だけに見てほしいセミナーなどの動画配信にも向いています。

さらに、クローズド型のシステムを構築しておけば、そのシステムを社内向けの研修など公に出したくない情報を配信する場合に流用することもできます。

セミナー動画の配信をクローズドで行う方法とメリット

オープン型の配信はYouTubeなどを利用して簡単に行えますが、ではクローズド型はどのように配信すれば良いのでしょうか。ここからは、具体的な方法とセミナー動画配信をクローズドで行うメリットについてご紹介します。

クローズドな配信環境で行う方法

クローズド型の配信を行うには、いくつかの方法があります。

1つ目は、パスワードによって限定配信を行う方法です。配信動画にパスワードを設定し、事前に申込のあった視聴者にパスワードを伝えて視聴してもらいます。比較的手軽ですが、難点としてはパスワードを申込者以外に流出させられる可能性のある点が挙げられます。

2つ目の方法は、会員限定配信です。何らかの会員制システムと連携し、会員IDとパスワードでログインすると配信を視聴できるようにします。誰が視聴したのかがわかりやすいのが利点ですが、会員制システムが配信に対応できるかどうかは要チェックです。

3つ目は、セミナーを有料で行う課金者限定配信です。視聴権を購入した人のみが視聴することができます。この方法で配信するには、セミナー動画の販売を行うシステムなどを利用する必要があります。

クローズドな配信環境にするメリット

企業がセミナーを開催する場合、そのほとんどは参加者の属性などの情報を得ることが大きな目的と言えます。オープン型では誰が視聴しているかの把握は難しいため、この目的を果たすためにはクローズド型で配信する必要があります。

また、オープン型の場合は不特定多数が視聴するため内容を悪用される危険性も高まります。「限定配信」という特別感も与えられ、セミナー動画の価値を守れるということも、クローズド型のメリットです。

まとめ

近年増加しているオンラインでのセミナー動画配信。手軽さの反面、適切な方法で配信しなければ効果が期待できなかったり、悪用やトラブルを引き起こすことにもつながりかねません。

配信方法や配信環境について把握し、より効果を見込めるセミナー動画配信を目指してください。

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執筆者情報

株式会社ユイコモンズ UIcommons Inc.

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