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eラーニング教材(コンテンツ)の種類と作り方のポイント

eラーニング教材(コンテンツ)の種類と作り方のポイント

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eラーニング教材(コンテンツ)の種類と作り方のポイント

CD-ROMから「スマホファースト」のモバイルラーニングまで、時代とともに姿を変えてきたeラーニング。ツールやシステムがどんなに発展しても学びの場を提供するという基本は変わらず、何らかのかたちで教材(コンテンツ)が必要となる点は変わりません。

本コラムでは、eラーニング教材の種類と用意するための方法、自社で制作する際のポイントについてご紹介します。

eラーニング教材(コンテンツ)の種類

eラーニングで使用する教材は、「静止画」「映像(動画)」「音声」「テキスト(文章)」を組み合わせて構成されたマルチメディア教材です。視覚や聴覚など複数の感覚に同時に訴えかけることで学習効果のアップを促します。

インプットを目的とした教材としては、次の3種類に分けられます。

資料配布型

従来の講義や研修で使用していたテキストや紙媒体の資料をデータ化し、音声やアニメーションを組み合わせて利用するもの。流用できる部分が多いため、提供する側としては制作の手間があまりかからないのが特徴です。

アニメーション型

キャラクターが登場し、ストーリー形式で学習内容を解説するもの。アニメーション感覚で視聴できるので親しみやすく、子ども向けや幅広い年齢層を対象とした教材に使われることが多いです。

動画配信型

講義の様子を録画した動画を配信するもの。資料映像や画像を取り込むことも可能です。受講者が所定の日時にインターネット接続できる環境があればライブ配信を行うこともできます。

なお、アウトプットのための教材としては小テストやドリルなどがあり、上記のようなインプット教材と組み合わせて利用することで理解度や学習状況の進捗を確認できるシステムもあります。

このほか、マンガを使って学習内容を解説する「マンガ型」の教材もあり、講義の導入部分や確認テストなどにマンガを組み込んだ教材もあります。

eラーニング教材(コンテンツ)の用意の仕方

eラーニングの教材を用意するには、既成の教材を購入する、既成の教材をカスタマイズする、オリジナル教材を外注する、自社で制作する、といった方法があり、自社の教育施策によって適宜使い分けることになります。eラーニング教材の調達方法別のポイントは次の通りです。

既成の教材を購入する場合

パソコンの操作方法やビジネスマナー、セキュリティ教育、あるいは語学など、一般的かつ普遍的なテーマで、自社のオリジナリティを加えずとも成立する内容であれば既成の教材で十分でしょう。この場合、料金はライセンス形式で支払うケースが多いです。

購入する教材と自社のLMS(学習管理システム)の規格が合う場合は、データをLMSに登録して運用することが可能です。なお、規格が合わない場合や自社にLMSがない場合は、ベンダーからクラウド型動画配信サービスを受ける必要があります。

既成の教材をカスタマイズする場合

自社の学習内容にあわせて既成の教材に手を加えることも可能です。教材を提供する事業者に制作部門があれば、このようなカスタマイズに対応してくれるでしょう。その場合のポイントは次の通りです。

  • 用語や表現を自社および対象業界向けに変更する
  • 自社オリジナル動画などの情報を追加する
  • 事例や実例を自社のものに変更する
  • 確認テストの難易度や項目を調整する

オリジナル教材を外注する場合

オリジナル教材の制作を教材の提供事業者に外注する場合は、プロの力を借りながらも自社で企画・設計から内容までを検討する必要があります。

教材の企画・設計の段階では、情報収集や調査結果の整理、事業者との情報共有、教材の方針やアウトラインの策定、コストの見積もり、詳細仕様の決定などを経てスケジューリングへと進みます。各段階でベンダーから提案を受け、打ち合わせを重ねることになるでしょう。

その後の開発の段階では、ベンダー側の作業と並走して自社でテキストや動画コンテンツの絵コンテを制作するケースもあります。素材が出揃ったところでオーサリング(テキストや画像、音声、動画などさまざまなデータ素材を組み合わせてひとつの作品に仕上げる作業)を行い、実際に教材を再生してのクオリティチェックと修正・調整のうえ納品となります。

自社で制作する場合

自社でオリジナル教材を制作する場合は、LMSベンダーが提供している教材作成ツールを利用すると上記のような手間を省ける場合があります。必要なコンテンツはパワーポイントやワードにまとめ、画像や動画・音声の撮影や収録を自社で行えば、コストを抑えると同時に自由度の高い教材制作が実現できるでしょう。

容易に作成できる分、仕様には制限があるため比較的にシンプルな構成になります。教材ツールを利用したeラーニング教材(コンテンツ)制作は、既存の社内研修や社内マニュアルなどの紙資料をeラーニング化する場合や教材の内容を頻繁に変更する必要がある場合、LMS(学習管理システム)の導入前に簡易版を制作するといった場合におすすめです。

eラーニング教材(コンテンツ)の自作のポイント

導入当初は既製品や外注制作の教材を用い、軌道に乗ったら自社でオリジナルのeラーニング教材を制作するといったステップを踏みながら進めるのも一手です。自作ができれば、外注コストを削減しつつ自社の教育施策や専門性により合致した内容を備えることができます。既製品や外注の教材では事足りず、一般的な教材よりも専門性の高い特殊な教材や汎用コンテンツよりも自社オリジナルのコンテンツが必要となる局面では特に有効でしょう。

eラーニング教材を自社で制作する際は、紙媒体の教材制作のポイントと共通する部分もあります。企画・設計から改善までのポイントを、段階ごとに確認しておきましょう。

【企画・設計段階】

  • eラーニング教材のターゲットとなる受講者を明確化する
  • 受講者の目的や目標(到達レベル)を明確化する

【開発段階】

  • 上記をふまえた仕様書の作成、企画者・開発者間のイメージ共有

【運用段階】

  • LMSに登録し、受講者の学習進捗状況などを管理する

【改善段階】

  • 受講者からのフィードバックをもとに改善点を洗い出し、実行する

受講者から「良い教材(コンテンツ)」と評価される条件は、内容のわかりやすさに加え、学習の効果を確認できること、更新性が高いことが挙げられます。これらのニーズに対応するには、次の点を工夫すると良いでしょう。更新に備えて、教材制作に使ったテキストや素材を事前に整理し、管理しておくと効率的です。

  • 動画や音声を効果的に使って「わかりやすさ」を追求する
  • 理解度(到達度)テストを設け、受講者が自分のレベルを把握できるようにする
  • ユーザーからのフィードバックに対応して内容を更新(改善)する
  • 情報の鮮度と正確性を保つため、定期的に内容を更新(チェック)する

まとめ

eラーニングにはさまざまな形式がありますが、技術的な知識も必要となるため導入当初は外注の協力を得ながら制作し、社内にノウハウを蓄積して徐々に内製化を進めていく方法が適切かもしれません。

また、ひとつのベンダーで解決すれば、内製する場合の教材作成ツールについても相談ができて効率的ですが、ターゲットや学習内容の専門性によっては複数のベンダーを使い分けることも大切です。

eラーニング教材の調達方法やベンダーは、自社の教育施策や事業フェーズにあわせてその時々で最適なものを選ぶようにしましょう。


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