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ビジネスシーンで広がりを見せる動画の可能性

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ビジネスシーンで広がりを見せる動画の可能性

スマートフォンの普及とインターネット回線の高速化に伴い、誰でも手軽に動画コンテンツを楽しめる時代が到来しています。そしてYouTubeを中心としてエンターテイメント系動画やHowTo系動画が急速に増加するなか、ビジネスシーンにおいても動画を活用する動きが広がりつつあります。

そこで本コラムでは、ビジネスでの動画活用を検討している方向けに、具体的な動画の活用方法を紹介していきます。

活発化する動画マーケティング

インターネットの利用率は年々高まり、2021年のインターネット利用率(個人)は82.9%となっており()、端末別のインターネット利用率(個人)は、「スマートフォン」(68.5%)が「パソコン」(48.1%)を20.4ポイント上回っています。

加えて、インターネット回線は年々高速化し、10Gbpsを超える超高速の移動通信システム「5G」が運用開始されています。初期にはテキストが中心だったWebサイトも、現在では動画を取り入れているところが少なくありません。YouTubeを中心に、個人で動画閲覧や投稿を楽しむといった需要もますます増加しています。

こうした背景を受け、すでに広告・マーケティング業界を中心としてプロモーションに動画を活用しようとする、いわゆる「動画マーケティング」が活発化しています。

動画マーケティングには、テキストや画像のみによる従来のマーケティングと比較して、製品・サービスの魅力を直感的かつ短時間で伝えることができるという特徴があります。

これまでも、動画マーケティングは、大手企業を中心に、テレビCMを活用するかたちで行われてきました。一方、PCやスマートフォンを活用した動画マーケティングの場合、より細分化されたターゲットに届けることができるうえ効果測定もしやすく、低価格であることから、企業の予算に合わせて実施できるとして人気が高まっています。

そのため、ビジネスシーンにおける動画に、動画マーケティングの印象を強く持っている方もいらっしゃるかもしれません。一方で、動画はマーケティング以外にも様々な分野で活用できる可能性を秘めています。

(※)総務省 情報通信白書令和4年版
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd142110.html

Web会議で社内の情報共有をスムーズに

ビジネスシーンへの動画活用を検討するうえで、多くの企業で導入しやすいのがWeb会議でしょう。

従来のような会議室で顔を合わせて行う対面会議では、出席者の予定を調整したり、出席者数に応じて会議室を用意したりといった準備が必要です。また、出席者からの視点でも、会場まで足を運ぶ手間がかかります。特に全国に支社・支店があるような企業では、これらの時間的・金銭的コストが課題となっていることも少なくありません。

そして、このような会議のコスト課題を解消する方法の一つとして、Web会議が注目されています。Web会議は、PCやスマートフォンといったデバイスによって、オンラインで会議を行うため、出席者のいる場所を問わずに開催することができます。そのため、従来の会議でかかっていた移動コストを大幅に削減することができます。

インターネット環境さえ確保すれば外出先や出張先からでも出席できるので、開催日時も調整しやすく、準備にかかる手間もより少なくなるでしょう。さらに、ツールによってはWeb会議を録画してダウンロードできたり、会議中の音声をテキスト化して議事録を作成できたりと、会議終了後の業務効率化に貢献するものも登場しています。

紙の業務マニュアルでありがちな煩わしさからの解放

業務内容が体系化されている場合、それをマニュアル化して保管することには企業の資産を増やすという点で大きな価値があります。マニュアルを参照することで、特定の業務であれば誰でも行えるようになるうえ、業務の属人化を防ぐことにもつながるためです。

しかし、紙のマニュアルの作成には、業務内容を一つひとつ切り出してテキスト・イラスト化しなければならないため膨大な時間がかかるといった課題があります。

一方、こうした課題は動画マニュアルを作成することで解消できる可能性があります。動画の場合、テキスト化が難しいような複雑な作業を伴う業務でも、実際にその作業を行っている様子を撮影することで十分説明できることが多いためです。

そのうえで、「これだけでは説明が足りない」と感じる部分については、音声やテキストでフォローするという方法を採ることもできます。結果として、紙のマニュアルを作成する際に要していた、業務のテキスト・イラスト化にかかる時間を削減することができ、業務効率化や生産性向上にもつながるでしょう。

もちろん、業務内容によっては動画でマニュアル化することが適していないケースもあるでしょう。しかし、そのような場合でも、テキスト・イラストと動画を組み合わせることで、簡単かつ伝わりやすいマニュアルが完成する可能性が高まるはずです。

なお、動画マニュアルの活用についてより詳しく知りたいという方は、以下の記事も併せてご覧ください。

【関連記事】
動画マニュアルの活用法とは

Webセミナーという新たな集客方法

最近、では、主にBtoB商材を扱う企業を中心に、新規顧客獲得に向けた施策の一環として無料セミナーを開催しているところが少なくありません。自社の製品・サービスで解決可能な課題をテーマとしたセミナーを開催することで、商談化への確度の高い顧客リストを獲得できるためです。

一方で、こうしたセミナーへの集客は簡単ではありません。テーマそのものの重要性もさることながら、たとえテーマに興味があったとしても、会場までの移動にかかるコスト等の懸念から、出席を見合わせてしまう層も一定数いるからです。

そんななか、出席者に移動の負担をかけずに開催できるセミナーとして、Webセミナーが注目されています。前述したWeb会議と同様、Webセミナーにも「どこからでも参加できる」というメリットがあるため、集客率の向上が見込めます。

さらに、ライブ配信にこだわらない場合には、あらかじめ録画しておいた動画を時間に合わせて配信することで開催回数を増やしたり、ダウンロード用にサイト内に設置してコンテンツマーケティングの要素としたりするような活用も可能です。

まとめ

このように、今や動画はプロモーションだけでなく、社内外のさまざまな部署で活用できる可能性があります。

まだ動画活用に踏み切っていない企業の方も、まずは検討を始めてみることをおすすめいたします。

 

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執筆者情報

株式会社ユイコモンズ UIcommons Inc.

ユイコモンズでは、『世界中の人々が、豊かで実りある生活ができるようにいつでもどこでも誰でも存分に学べる場を創る』をビジョンに掲げ、学びに関するさまざまなサービスを展開しています。

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