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動画制作におけるナレーションの効果と入れ方

動画制作におけるナレーションの効果と入れ方

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動画制作におけるナレーションの効果と入れ方

BtoCはもちろんBtoBでも、プロモーションや教育用、社内資料などとして動画の活用が広がっています。

社内で、あるいは外注で動画を制作する際に押さえておきたいポイントの一つが、必ずナレーションを入れること。伝えられる情報量が増やせる、感情表現ができるなど、さまざまなメリットがあるからです。

ただ、やみくもにナレーションを入れても効果的な動画は作れません。
ここでは、ナレーションの効果やナレーションを入れるメリットとデメリット、ポイントをご紹介いたします。

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動画制作でのナレーションの効果

動画は、最低限、映像さえ入っていれば動画として成立しますが、可能な限りナレーションを入れることをおすすめします。
ナレーションを入れることによって、次のような効果が期待できるからです。

映像の内容を補足できる

映像やテキストによる視覚的な情報伝達に加え、音声によって聴覚からも情報伝達を行えるため、映像の内容を補足することが可能です。

視覚情報だけでは伝わりづらい内容や、映像化するまでもない周辺情報など、ナレーションを入れることによって、動画の情報量を増やせます。

映像が見えない人にも大まかな内容を伝えられる

動画を視聴する環境によって、またはシチュエーションによって、映像をはっきり見ることができない場面も出てきます。時には、ながら作業をしていて、重要な部分だけ映像を確認するといった使い方をするユーザーもいるでしょう。

そんな場合も、ナレーションが入っていれば大体の内容を理解してもらえます。

感情表現を伝えやすい

ナレーションは声で情報を伝えることになるため、ナレーターの声の抑揚で「感情」までも伝えることが可能です。内容に合わせた感情表現で、視聴者を共感させることもできますし、インパクトを与えて動画に注目してもらうといった使い方もできます。

動画制作でナレーションを入れるメリットとデメリット

動画にナレーションを入れることで、上記のような効果が期待できますが、逆にナレーションを入れることで生じるデメリットもあります。
ここでは、改めてナレーションを入れるメリットと、デメリットについてもまとめます。

動画制作でナレーションを入れるメリット

動画制作でナレーションを入れるメリットには、次のようなものがあります。

映像はそのままに多言語化できる

海外展開している場合、動画を多言語対応させる必要があります。
動画の内容にもよりますが、ナレーションを外国語に吹き替えたものを作成するだけで映像はそのままに多言語化できるケースも多くあります。特に、数ヵ国語に対応しなければならない場合、ナレーションを差し替えるだけで済めば、かなりの労力やコストを削減できるでしょう。

シンプルな絵面で訴求力を高められる

動画をわかりやすくする工夫として、ナレーションのほかにもテロップを入れたり、矢印や丸で囲むなど図形を用いる方法もありますが、ナレーションを入れずに視覚情報のみで訴求しようとすると、画面がごちゃごちゃしてしまい、かえって伝わり辛い動画になってしまうことも。

視覚的に訴える情報を絞り、音声で伝えられる情報はナレーションにした方が、視聴者の頭にすんなりと入ることも多いです。

動画制作でナレーションを入れるデメリット

では、ナレーションを入れるデメリットとしてはどんなものがあるでしょうか?

コストがかかる

ナレーションを入れるには、ナレーターが必要になるため、その分、コストがかかります。
ナレーター役を自社の従業員に行ってもらう場合はコストがかかりませんが、一定以上の声質や発音、滑舌などが求められるため、最適な人材が見つかるケースの方が少ないでしょう。

また、ナレーション原稿を社内で作成できる場合は良いですが、たとえば、多言語化などで社内での対応が難しい場合は原稿作成も外注することになり、これにもコストが発生します。

動画制作の際にナレーションを入れる方法とポイント

では、実際に動画制作でナレーションを入れるには、どのような方法があって、どんな点に気を付けて行えば良いでしょうか?
ここでは、ナレーションの入れ方の種類と、外注ではなく自社の人材でナレーションを入れる場合のポイントをご紹介します。

ナレーションの入れ方(種類)

ナレーションを入れるには、主に次の3つの方法があります。

プロのナレーターに依頼する

ナレーションの品質を優先するなら、プロのナレーターに依頼するのが一番です。
ただ、その分、費用もかかります。動画制作会社などへ依頼すれば手間なくナレーターを確保できますが、費用をあまりかけられない場合は、クラウドソーシングなどで探すと比較的、安価に抑えられるでしょう。

ソフトウェアを利用する

音声読み上げソフトを活用すれば、ナレーターを用意しなくてもナレーションを入れることができます。ソフトの種類も無料から有料までさまざまな種類が出ており、多言語対応しているものや、読み上げるスピードを速めたり遅くしたりといったことができるものもあります。
ただ、人が読み上げるわけではないため、棒読みのように聞こえるものもありますので、導入の際は、サンプル音声などを確認しましょう。

自分でナレーションを入れる

ナレーターやソフトウェアに頼らず、自分たちでナレーションを入れるという方法もあります。
手間ひまはかかりますが、コストを抑えられ、納得がいくまで何度でも取り直せる点がメリットです。
マイクやボイスレコーダーなど、ある程度は機材を揃える必要があります。

自分でナレーションを入れる場合のポイントは次項でご紹介します。

自分でナレーションを入れる場合のポイント

実際に自分でナレーションを入れる場合は、次の2つのポイントに留意しましょう。

ナレーション用の原稿を作成しておく

一つ目は、ナレーション用の原稿を用意することです。
どのシーンでどういったナレーションを入れるのかがわかるよう詳細に記すことと、映像を見ればわかるようなことは極力原稿に入れず、シンプルなものにするのがポイントです。
あまり情報を詰め込み過ぎると、視聴者の負担になり、結局は伝わらないナレーションになってしまうからです。

口角を上げてナレーション原稿を読む

二つ目は、口角を上げてナレーション原稿を読むように心がけることです。
ナレーションの際は、滑舌など聞き取りやすさも大切ですが、まずは姿勢を正して口角を上げ、好印象を与える発声が大切です。

口角を上げることで、声のトーンが上がり、自然と明るい印象に聞こえます。
また、正しい姿勢で発生することで、腹筋や背筋を使え、あごや首、肩、脇などがリラックスした状態になるため、声が裏返ったりすることなく安定して発声できます。

さらに腹式呼吸ができると、十分な空気を吸えるようになって伸びのある声を出せるので、なお良いでしょう。

まとめ

動画では、映像による情報伝達が中心なりますが、補足的な情報付加や感情表現など、ナレーションを入れることによって表現の幅が広がります。視聴者にわかりやすく情報を伝えたり、より正確に情報を伝えることができたり、強い印象を残すこともできます。

効果的にナレーションを入れて、伝わりやすい動画を制作しましょう。

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執筆者情報

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