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Web社内報の運営とコンテンツ企画のポイント

Web社内報の運営とコンテンツ企画のポイント

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Web社内報の運営とコンテンツ企画のポイント

Web社内報は今やさまざまな役割と効果を期待できる情報共有コンテンツとして注目されています。Web媒体特有の速報性や利便性の高さが魅力ですが、読者である社員がひとつひとつのコンテンツ(記事)に興味を持ち、クリックしない限りは読んでもらえないことが難点です。
Web社内報の運営にあたっては、社員が興味を持っている物事やテーマに沿い、読みたくなるような魅力的なコンテンツを用意する必要があります。
本コラムでは、Web社内報を運営・制作する際の最大のポイントとなるコンテンツ企画について、Web社内報におすすめのコンテンツ例と自社で人気のコンテンツを把握する方法、より多くの社員に読んでもらうための工夫をご紹介します。

参考記事:
Web社内報とは―社内報の基本―
Web社内報を導入する際のポイント

Web社内報におすすめのコンテンツ

多くの社員に読んでもらえる魅力的なコンテンツにするには、どのようなテーマで、どの程度の量を提供するのが良いのでしょうか。
幅広い読者層に対応し、かつ、情報が分散しすぎないことを考えると、5種類前後のコンテンツを用意するのが妥当だと言われます。テーマについては「社内の活動報告」や「イベントレポート」など従来の紙媒体の社内報でおなじみのコンテンツもあれば、ブログ連動型や「毎日更新」などWeb社内報ならではの特色を活かしたコンテンツもあります。
ここでは定番のものから身近なテーマを扱ったものまで、Web社内報におすすめのコンテンツ例をご紹介します。自社の規模やカラーにあったもの、取り入れやすいものから参考にしてみられると良いでしょう。

1. トップのひとこと

上層部の社員に個人インタビューを実施し、全社員に向けてのメッセージを紹介します。
「私の好きな格言」など業務以外の人生論にもスポットを当てて人となりを伝え、読み手である社員にトップへの親近感と会社への愛着を高めてもらうのが狙いです。内容により、経営者の個人ブログやSNSと連携する事例も見られます。

2. 行動規範(クレド)

自社の行動規範(クレド)をひとつひとつ紹介する連載企画など。
たとえば実際に行動規範に則ってキャリアアップに成功した社員の事例をインタビュー形式で紹介し、行動規範を身近に感じてもらうことで周知アップと再認識を狙うことができます。

3. 社内のニュース・イベント

社内研修や部活動の様子など、会社の動きをタイムリーに伝えるコンテンツは社内報では定番です。
Web社内報の場合は写真を多用しテキストを簡潔にするなど、より視覚に訴える内容にすると良いでしょう。
自社の新製品情報や「新入社員紹介」、オフィスの近くの素敵なお店を紹介するコンテンツもおすすめです。

4. 健康管理系コラム

仕事の合い間にできるストレッチや風邪の予防法、旬の健康レシピやダイエット法など、「健康豆知識」と言えるお役立ち情報を届けて社員の健康を気遣います。
「〇〇さんのオリジナル健康法」など、社員への取材を実施すれば読みごたえが増し、社員の健康維持への意識が高まるでしょう。
健康テーマのコンテンツは社員の家族に応用できる点でもおすすめです。

5. その他、一般情報

天気予報や交通情報、「ショートカットキーの便利な使い方」など、どの社員にとっても身近で役に立つ一般情報を掲載するコンテンツもおすすめです。

参考記事:
Web社内報の作り方―作成から完成まで

自社のWeb社内報でどのコンテンツが人気かを知る

Web社内報にコンテンツを掲載した後は、実際に読んでもらえているのかを計測してみましょう。どのコンテンツがどれほど読まれ、どれほど人気があるのかを具体的に把握して次の企画に反映していくことが大切です。
紙媒体の社内報の場合、購読者数は把握できても一人ひとりがどのコンテンツを読んだか(興味を持ったか)を把握することは困難です。一方、Web社内報ならアクセスログ解析によってページごとのアクセス数や滞在時間、読了率などを把握し、分析することが可能です。
このほか、メールや特設のWebフォームでアンケートをとり、感想やコメントなどの反響を集める方法もあります。
なお、WWeb社内報を紙媒体の社内報と並行して発行している場合は、それぞれの存在意義と効果を考慮し、コンテンツの内容が重複しないようにするという視点も大切です。

参考記事:
Web社内報と紙媒体の社内報のメリット・デメリット

1. Web社内報を見てもらうには

Web社内報をより多くの社員に見てもらうためには、読みたくなるような工夫が必要です。
ここでは実際に他社で実践されている具体的なアプローチ例をご紹介します。どのアプローチが有効であるかは企業の規模や人員構成、またコンテンツの種類ごとに異なりますので自社のコンテンツにあった部分を参考になさってください。

2. コンテンツの更新頻度を高める

継続的に読んでもらうためには最低でも1週間に1回は更新する必要があると言われます。
「毎日更新」「毎週〇曜日に更新」など、Web媒体ならではの速報性を活かしてコンテンツ(記事)の更新頻度を高め、リアルで新鮮な情報を届けましょう。また、読者離れを防ぐためには更新頻度とクオリティの維持が大切です。

3. コンテンツの更新を告知する

社内イントラネットと連携し、端末の立ち上げ時に新着記事を自動的に表示させるなど、システム面での物理的なアプローチも有効です。
社員を対象としたメルマガと連動してコンテンツの更新を告知し、プッシュするのも良いでしょう。

4. 「読ませる」より「見せる」

Web社内報のコンテンツは紙媒体の社内報と異なり、移動時間にスマートフォンなどの携帯端末で読まれる場合もあります。じっくり読ませるよりも画像(写真)を中心に「見せる」ことを意識しましょう。

5. 「人気記事ランキング」を掲載

読者がみずから興味を持ったコンテンツ以外にも導線を張れるよう、「人気記事ランキング」をトップページに表示して随時更新すると良いでしょう。

6. 読者参加型コンテンツの採用

感想やコメントを気軽に投稿できる「コメント欄」といったシステムを用意し、読者参加型で活気のあるコンテンツに。年齢や職位にかかわらず気軽に投稿できる雰囲気を作り、投稿のハードルを低くできるとなお良いでしょう。
また、社員間でのトラブルを未然に防止するため、運営者がルールを策定して監視体制を持つことも大切です。

まとめ

Web社内報の魅力は第一にはWeb媒体ならではの速報性だと言われますが、読者参加型コンテンツを取り入れれば読む側がリアルタイムでコメントを投稿できる点も大きな魅力のひとつです。
本コラムでご紹介したWeb社内報ならではの特色をふまえ、効果測定によりコンテンツごとの反響を把握し、読み手である社員はどんなことに興味があり、どんなことを知りたいのかを具体的に把握して次のコンテンツ企画に活かしていきましょう。
新型コロナウイルス禍の影響を受けてのリモートワーク推進にともない、Web社内報に期待される役割はさらなる広がりを見せています。
迅速な情報共有と社内のコミュニケーションの活性化のためにWeb社内報を有効活用していきたいですね。

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執筆者情報

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